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お問い合わせ - 石井 由美子Mail

2017/03/20 (Mon) 14:06:25

初めまして。私、由美さんの通信を毎回楽しみにしている石仏大好き人間です。19夜塔、庚申塔のやさしい表情に癒され由美さんの写真に登場する石仏達には、愛おしさを感じております。
 私事で恐縮ですが、数年前に図書館の郷土史コーナーで「榎本正三」氏の文献に出会い夢中で読み終えました。
19夜塔の石仏の思いが榎本氏の文献に登場する女性たちの思いと重なった感じを受けました。
又、男性の立場でありながら哀しい女性の心情を理解し、文字に表現出来るすばらしい民俗学者さんだとも、感じました。
お礼の手紙等を考えておりましたら、「故榎本氏」という表現を目にして驚きました。お亡くなりになったのですね。
●大変、不躾で失礼な事と、存じます。失礼をお許しくださいね。
由美さんは榎本氏を存じ上げられておりますでしょうか。
私が、一つだけお伺いしたいのは、榎本氏が女人についての研究をされるにあったっての動機や何か、エピソードの様な内容があれば、知りたいと思うのです。
個人的な内容になりますので、お解りになる範囲でかまいませんので、どうぞ宜しくお願いいたします。

Re: お問い合わせ - 蕨由美Mail URL

2017/03/21 (Tue) 16:22:33

石井さま
「さわらび通信」とブログをご覧いただき、ありがとうございます。
榎本正三先生については、2004年12月に千葉県立中央博物館でのご講演のレジュメがありますので、たぶんその時聴講していたと思いますが、記憶が定かではありません。
私が房総石造文化財研究会に入会したすぐ後の2010年の「会報」9月1日号に、沖本博会長が「榎本正三先生を悼む」の追悼文をお書きになっていますので、私は親しくお会いしてご指導を仰ぐ機会もなく、ご長寿だった先生は天寿を全うされたのだと思います。
私も石井さまと同様に、先生の論文やご著書は夢中になって読み、その業績を追って学んでいる者ですので、残念ながら、ご研究のきっかけとなったエピソードは存じません。
先日は、先生が1999年にお書きになった「武西の百庚申」(房総石造文化財研究会『房総の石仏』12号の論文に導かれて『房総の石仏』26号に「印西市域と北総の百庚申」の報告を書きました。
先生のお人柄はご著書で偲ぶ以上できず、申し訳ありませんが、先生の業績を共有することができて、とてもうれしく思いました。

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